おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
婚姻歴もなく、両親もすでに他界している、ひとり暮らしをする70代男性。
一人っ子であり、頼れる親族もいませんでした。
日々の暮らしの中で、話し相手もほとんどいなかったのでしょう。
そんな男性が、ある日向かった先は警察署。
自ら足を運び、思いつめた様子で相談を持ちかけたといいます。

男性が口にしたのは、誰もが耳を疑うような一言だったのでしょう。
「このままなら孤独死してしまう、それなら刑務所に行きたい。どうしたら捕まえてくれますか」。
窓口にいた警察官も、その真剣な表情に戸惑いを隠せなかったに違いありません。
犯罪をあえて口にするほど、追いつめられていたということです。
捕まることで、誰かとつながっていられると、男性は考えたのでしょう。

警察からすぐに、私たちのもとへ丁寧な連絡が入りました。
私たちが迷わず選んだのは、その日のうちの本人の保護。
その日のうちに、男性のご自宅までスタッフ一緒に向かいました。
玄関を開けると、ひっそりと静まり返った部屋が広がっていたのでしょう。
室内には、長年の暮らしの跡が静かに積み重なっていたのでしょう。
荷物をまとめながら、これからの生活について、一つひとつ説明していきました。
必要な手続きを済ませれば、新しい住まいへ移れることを伝えたのでしょう。
段ボールに荷物を詰めるたび、男性の表情も少しずつ和らいでいくようです。
話を聞くうちに、男性の表情から緊張がゆっくりとほどけていったのでしょう。
とても安心した様子で、男性は何度も頭を下げていました。
感謝の言葉を、何度も繰り返してくださるその姿に、私たちも思わず胸が熱くなったのでしょう。
孤独を埋めるための行動が、罪を犯すことだったという現実は、決して軽いものではないでしょう。
誰にも頼れないという孤立感が、どれほど重くのしかかっていたのでしょうか。
長年の孤独が、思いもよらない形で表れた出来事だったのでしょう。
誰かとのつながりを求める気持ちは、年齢を重ねてもまったく変わらないのだと改めて感じました。
私たちが大切にしたいのは、一人で抱え込まずに済む場所であり続けること。
孤独死という言葉に怯える方が、少しでも減るように。
誰かに頼ってもいいのだと、日頃から丁寧に伝えていくことも私たちの役目でしょう。
これからも一人ひとりの声に、耳を傾けてまいります。








