おはようございます、本日の投稿は株式会社GUILD GROUP(ギルドグループ)が担当します。
先日、社内全体研修が実施されました。今回のテーマは「傾聴」と「承認」。

どちらも仕事だけでなく日常生活でも重要なスキルですが、意識して学ぶ機会は意外と少ないものです。
だからこそ、今回のように全職員が一堂に会し、集中して取り組める場が持てたことに、大きな意義があると感じました。

まずは“傾聴”のパートから。話を「聞く」のではなく「聴く」ということ。
目の前の相手にどれだけ関心を向け、共感しながら耳を傾けられるかが大切だと学びました。
講師の言葉に、何度も深くうなずく場面があったのは、誰しも「聞いてもらえていない」と感じた経験があるからかもしれません。

研修中、ペアワークも実施されました。
ひとりが話し手、もうひとりが聴き手となって、お互いの気持ちや意見にじっくり耳を傾け合います。
最初は少し照れくささもありましたが、相手の話を遮らず、表情や相づちで「ちゃんと聞いていますよ」と伝えるだけで、場の空気がふんわり柔らかくなっていきました。

続いての「承認」パートでは、日々の何気ない一言が、相手のモチベーションを高める大きな力になることを学びました。
「ありがとう」「助かったよ」などのシンプルな言葉が、思っている以上に影響を与えるという事例に、多くのスタッフが頷いていました。

「つい忙しさにかまけて、声をかけるのを後回しにしてしまうんですよね」と語ったスタッフの言葉が印象的でした。気づいた時から変わっていけばいい。
そう思わせてくれる、前向きな空気に満ちた研修となりました。
日々の業務に追われる中でも、お互いを認め合い、しっかりと耳を傾ける時間を持つこと。
この学びを、現場での関わりや日常のひとコマにしっかり活かしていきたいと感じます。
