おはようございます!本日の投稿はソーシャルワーカーズが担当します。
9月15日、札幌で行われた炊出しの様子をお伝えします。
この日は前日までの暑さが落ち着き、朝から澄んだ空気に包まれていました。
夏の名残をほんのりと感じながらも、歩きやすく過ごしやすい気候で、炊出しにはまさに最適な一日だったのです。

今回用意したのは、おにぎり、パン、そしてお菓子。
さらに冷たい飲み物も揃え、幅広い世代の方々に楽しんでいただけるよう工夫しました。
おにぎりはシンプルな塩味から具材入りまでバリエーションを持たせ、パンはふんわりとした食感が好評。
お菓子はちょっとしたお楽しみとして、子どもたちの手に渡ると自然と笑顔が広がっていきました。

配布会場には青空の下、ゆったりとした雰囲気が流れ、人々が集うたびに活気が生まれます。
長い列もできましたが、皆さんが互いに声を掛け合いながら待っている姿が印象的でした。
飲み物を受け取った方が「今日は気候もちょうどよくて気持ちがいいですね」と話してくださり、会話の中からも温かさが広がっていくようでした。

炊出しは食事を配るだけではなく、人と人をつなぐ場でもあります。
おにぎりを受け取った方が周りの人と分け合う姿や、お菓子を受け取った子どもが大切そうに抱えて歩く後ろ姿を見ていると、ほんの小さな行動でも大きな安心や笑顔につながるのだと実感しました。

ボランティアの仲間たちも一丸となり、事前準備から後片付けまでスムーズに進められました。
特に天気が良かったことが後押しとなり、誰もが自然に笑顔を交わす時間になったのです。

次回もまた季節の移ろいを感じながら、地域の皆さんと温かいひとときを共有していければと思います。
炊出しを通して人と人がつながる瞬間は、やはり何度体験しても特別に感じられるものです。