おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。
先日行われたエールの炊き出しで、思いがけない再会がありました。
そこに姿を現したのは、かつて弊社のグループホームで暮らしていた方。
久しぶりに顔を見せてくれたその方は、以前より少し痩せたようにも見えましたが、笑顔で「なんとかやってるよ」と挨拶をしてくれました。

スタッフが声をかけ、ベンチに座って話を聞いてみると、生活には困っていないとしながらも、お金の使い方がうまくいかず、思うように日々を送れていないとのこと。
「ついつい使っちゃうんだよね」と笑いながら言っていましたが、その背後には不安や孤独も感じられました。
今の暮らしぶりや日常について耳を傾ける中で、スタッフはあらためて「困ったときは、また私たちを頼ってくださいね」と声をかけました。
支援を受けていた過去があるからこそ、こちらの顔や体制を知っていてもらえる。
支援の入口としては、それだけで大きな安心につながります。
このように、炊き出しのような“立ち寄れる場所”があることの意味を、改めて強く感じました。
食べ物や水を提供するだけでなく、誰かとつながるきっかけにもなる。
その日のメニューはカップラーメンやお菓子、冷たい飲み物など、夏の暑さを和らげてくれるラインナップでしたが、何よりの“栄養”は、こうした会話の時間かもしれません。
人とのつながりがあるだけで、人生の選択肢は増えます。
だからこそ、私たちは“もう一度ここから”を応援できる存在でありたい。
そんな気持ちを胸に、次回の炊き出しでも笑顔で”おかえりなさい”と言えるように準備を進めていきます。