引き合いの一件から見えた迷いと責任、関わり続ける支援のかたちを考える記録

 おはようございます、 本日の投稿は株式会社GUILD CARE(ギルドケア)が担当します。

 今回の引き合いは、一本の連絡から始まりました。

 時間は午後、外出先で友人と過ごしていた最中に起きた出来事。

 14時頃に自宅を出て、太平付近に住む友人と合流し、街を歩きながら何気ない時間を過ごしていたと聞いています。

 目的があって動いていたわけではなく、流れのままに立ち寄った先がスポーツ用品店でした。

 

 店内ではウィンドウショッピングを楽しんでいたそうですが、そこで以前から抱えていた問題が一気に表に出ます。

 履いていた靴には穴が空いており、雪や水で足元が濡れてしまう状態が続いていました。

 生活の中で不便を感じながらも、なかなか新しい靴を手に入れられずにいた背景があり、目の前に気に入った靴が並んでいたことで気持ちが大きく揺れ動いたようです。

 

 本人の話では、盗むつもりで店に入ったわけではなく、その場で欲しい気持ちが抑えきれなくなったとのことでした。

 濡れた足元への不快感や、これ以上我慢したくないという思いが重なり、冷静な判断ができなくなってしまった様子がうかがえます。

 結果として、靴を服の中に隠し、試着室に入り、持参していたカバンに入れて店を出たところで発覚しました。

 

 その後、北警察署で事情聴取を受ける流れとなり、この日は一旦終了となっています。

 今後あらためて事情聴取を受ける予定であり、本人もその点については理解を示していました。

 ただ、聴取中の態度は終始、強がっているようにも見え、周囲との距離を保とうとする様子が印象に残ります。

 

 時間をかけて話を聞いていくと、これまで抱えてきた不満や不安が少しずつ言葉になっていきました。

 うまく表現できない気持ちを抱えながら日常を過ごしてきたこと、自分なりに必死だったことが垣間見えます。

 部屋に戻り、落ち着いた環境で改めて経緯を振り返った際には、「すみませんでした、迎えに来てくれてありがとうございました」と照れた様子で伝えてくれました。

 

 今回の件について、本人は自分の責任として、北警察署からの出頭要請にはすべて応じると約束しています。

 ただし、特性上、気持ちの波が大きく、継続的な行動につながるかは慎重に見ていく必要があります。

 だからこそ、一度きりで終わらせず、根気よく関わり、状況を確認し続ける姿勢が欠かせません。

 

 株式会社ギルドケア

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